実は手作りもできちゃう！？ワックス脱毛の基礎知識

2016/11/21 2018/2/6 ワックス, 脱毛の基礎知識

脱毛といえば、レーザー脱毛や光脱毛が一般的でしたが、ワックス脱毛という言葉も最近よく耳にする機会が増えました。
ワックス脱毛って何？ブラジリアンワックスをしてみたいけどどうやってやるの？痛みはあるの？そんなワックス脱毛のあれやこれやにお答えしていきま〜す☆

【ワックス脱毛ってなに？】

ワックス脱毛とは、毛とワックスが接着する性質を利用して毛にワックスを塗り、引き剥がすことによって毛を毛根から取り除く方法のことを言います。
この方法でVIOの脱毛をすることをブラジリアンワックス脱毛と言います。
ブラジルが発祥の地で、リオのカーニバルでは面積の少ない衣装を身につけるため、ワックス脱毛でアンダーヘアーを処理していたことが名前の由来だと言われています。
海外ドラマのSEX and the Cityで登場したことから、日本でも人気に火がつきました。

【ワックスの種類】

このワックスにはソフトワックスとハードワックスがあり、それぞれに特徴があります。

《ソフトワックス》

脱毛したい部分にワックスを塗り、ストリップシートを貼って一気に剥がす方法で脱毛するのがソフトワックスです。
ソフトワックスには水性のものと油性のものがあります。

・水性ワックス
シュガーワックスやハニーワックスとも呼ばれている、水溶性のワックスです。
お砂糖や蜂蜜、レモン汁などが原料になっているので、アレルギーの心配も少なく、肌に優しいワックスです。
水性ですので完全に固まることはなく、水で洗い流せるのも特徴の一つです。
施術の際には1cmほどの長さがもっとも効果的だと言われています。
自宅で作ることもできますし、扱い方も比較的に簡単なので、セルフにはこちらのワックスがオススメです。

・油性ワックス
サロンでもよく使われているワックスです。
水性ワックスより粘着力が強くなっている分、効果が期待できます。
その反面お肌への負担も多く、痛みを感じてしまうかも。
また松ヤニを原料としているので、アレルギー体質の人は要注意。
慣れてないと扱いかたが難しいので、サロンでの施術がオススメです。
脱毛後ワックスはクレンジングオイルなどで落としましょう。

《ハードワックス》

ワックス自体が固形化するので、ストリップシートのいらない脱毛方法です。
肌にワックスを塗り、ワックスが固まったらワックスこと引き剥がします。
強力なワックスになりますので、短い毛にも効果抜群。
温めてから使用しますので、肌に塗る際やけどには十分に注意してください。
鼻の中の脱毛にはこちらを使用します。

【ワックス脱毛のメリット】

ワックス脱毛の一番のメリットとしては、レーザーや光で施術できないビキニラインの粘膜の場所や鼻の中も脱毛できることです。
基本的にワックス脱毛ができない場所はありません。
白髪にも効果があります。
引き剥がす際に角質も一緒に除去されるので、お肌のターンオーバーも促進してくれます。
また、カミソリを使用しないのでカミソリ負けの心配も無用ですし、毛抜きで毛を抜くよりも負担が少ないです。
ワックス脱毛を続けることで毛周期が変わり、毛根が弱くなって毛室が細く柔らかくなります。
レーザー脱毛などに比べ、コストが安いことも魅力の一つです。

【ワックス脱毛のデメリット】

永久脱毛ではなくあくまで一時的な除毛なので定期的なお手入れが必要です。
また、ワックスを密着させた状態から引き剥がして毛を抜くわけですから、当然痛みを伴いますので、お肌が弱い人には刺激が強いかもしれないので要注意です。

【自宅でのワックス脱毛の手順】

ワックス脱毛は自宅でも行えます。
自宅で行うには扱いが簡単なソフトワックスがオススメです。
忙しくてサロンに通う時間がない人はワックスとストリップシートを購入するか、自宅でも簡単にワックスを作ることができるので、作ってみるのもオススメです。

〜用意するもの〜
・ワックス(市販の物でも手作りでもOK)
・ストリップシートor薄い綿の布
・スパチュラ(アイスの木の棒でも可)
・ベビーパウダー
・保湿用のローションorクリーム

〜ワックスの手順〜
①入浴後などの清潔な時に行いましょう
②毛は一番効果のある1cmほどの長さにカットします
③油分・水分をしっかり拭き取り、ベビーパウダーを薄くはたく
④スパチュラを使い、ワックスを毛の流れに沿って塗りましょう
⑤シートを貼り、手で撫でてワックスを馴染ませましょう
⑥ワックスが乾いたら毛の流れに逆らって一気に剥がしていきましょう
※この時に肌をピンと引っ張ると剥がしやすいです
⑦ワックスが残ったら水やクレンジングオイルで洗い流しましょう
⑧脱毛後は肌がダメージを受けている状態なので、保冷剤などで十分冷やしてほてりを取った後、保湿力のあるローションやクリームでしっかりと保湿しましょう