近年の脱毛はサロンやクリニックで行えるだけでなく、セルフでも手軽にできるようになってきました。
セルフ脱毛用の商品もその需要に合わせて多種多様のものが販売されています。
女性からの人気も高いセルフ脱毛のメリットは、空き時間に効率良く脱毛できるところです。
しかし、デメリットもあります。
それは「脱毛部位が限られてしまう」ということです。
セルフによる脱毛は、基本的に自分の手が届く範囲は行えます。
逆に手が届きにくい背中やVIOラインは脱毛しにくい部位として知られています。
でも、せっかく綺麗に脱毛するなら背中も美人になりたいですよね。
この願いを叶えてくれる便利グッズがあります。
それが「脱毛タオル」です。
脱毛タオルがどんなものなのかを詳しく見ていきましょう。
脱毛タオルで”除毛”
では、まず脱毛タオルとはどのようなものなのでしょうか？
脱毛タオルとは、タオルの繊維で産毛を絡め取ってムダ毛を処理できるアイテムです。
これはタオルに加えて、スポンジやたわしなどの製品も販売されています。
どの製品も仕組みは同様です。
繊維による摩擦で毛を切ったり、抜いたりできる効果が期待できます。
また産毛だけでなく、背中の古い角質を取り除いてくれる「ピーリング効果」もあるとされています。
ここで知っておくべきことは、この脱毛タオルでは”脱毛”はできないということです。
脱毛ではなく、「除毛」の手入れが簡単に出来るところが脱毛タオルのメリットと言えるでしょう。
脱毛と除毛の違いは、以下の通りです。
・脱毛とは、毛を毛根から取り除くこと
・除毛とは、肌の表面に出ている毛を取り除くこと
このようにサロンやクリニックでの脱毛は、脱毛器を使用して毛根にダメージを与えることが目的となっていますが、脱毛タオルは肌表面に生えている毛のみに効きます。
カミソリや除毛クリームによる自己処理と同じ類であるとみて良いでしょう。
他の自己処理方法と目的は一緒ですが、脱毛タオルには一つ優れている点があります。
それは「手間がかからない」という点です。
カミソリは肌へのダメージが残りやすいですし、除毛クリームは時間が掛かる場合があります。
それらの点をクリアしているのが、脱毛タオルかもしれません。
脱毛タオルは、お風呂に入って体を洗う時と同じように使用するだけでムダ毛の処理ができます。また肌へのダメージもカミソリと比較すれば、かなり抑えられます。
脱毛タオルは、家で普段使っているボディシャンプーなどをつけて背中を擦るだけで産毛を除去できるはずです。
ただ人によっては、効果がなかなか出ない可能性もあるようです。
それは背中の毛が剛毛の方です。
あくまでも脱毛タオルは産毛を取り除くものなので、剛毛だとなかなか効果は感じにくいかもしれません。
個人差はありますが、定期的に使用していくことで少しずつ産毛を処理していけるはずです。
脱毛タオルの値段
また脱毛タオルが多くの女性から支持を得ているのは、コストパフォーマンスも一つの理由です。
ほとんどの製品が、1,000円〜2,000円の間で購入できます。
実は市販されている除毛クリームは、値段の割にあまり広い範囲を除毛できる量がないんですよね。しかし、脱毛タオルを購入すれば、一つのタオルでほぼ全身の産毛を処理できることが可能になります。
そのタオルと肌の相性が合えば、低コストで自己処理を続けていけます。
ただ脱毛タオルであまり効果が得られない場合は、除毛クリームの方が効果を得やすいこともあります。
ゴシゴシはこすらない
剛毛の女性は脱毛タオルなどを使用する時に、効果を上げようとゴシゴシ強く擦る人も多く見受けられます。
しかし、これは逆効果になってしまいます。
強い刺激は入れずに、なるべく優しく洗うようにしましょう。
なぜ強く擦ってはいけないのでしょうか？
その理由は「乾燥肌」にあります。
ゴシゴシと肌をしっかり洗うことで、肌の油分が必要以上に落ちてしまうのです。
肌は、適度な水分とそれを保湿する皮脂を常に必要としています。
皮脂がないと肌の水分が蒸発してしまい、乾燥肌を起こす可能性が高くなります。
乾燥肌はあらゆる肌トラブルの原因となりますので、優しく擦ってあげるだけで綺麗に洗えます。
またお風呂は毎日のように入るものです。
肌に強い刺激を与え続けると、色素沈着も起きやすくなります。
特にナイロンやポリエステルなどの化学繊維を用いた脱毛タオルは、肌への負担を大きくするので、使用する時は注意しましょう。
化学繊維が肌に合わない方は、自然繊維の脱毛タオルを購入することをお勧めします。
先述したように、脱毛タオルによるムダ毛処理は個人差が出やすい方法です。
背中をもっと綺麗に見せたいという女性は、ラヴィアの「Sラインシェーバー」がお勧めです。
この電気シェーバーは、背中や肩、腰などを処理しやすいよう柄の部分が長めに作られています。
電気シェーバーですので、肌へのダメージを極力減らすことが出来ますし、手間もほとんど掛かりません。
価格は4,000円前後で販売されているので、こちらの購入も選択肢に入れておくと良いでしょう。
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