脱毛サロンに通いたいと思っていても、敏感肌でカミソリ負けする体質で躊躇したことのある方もいることでしょう。脱毛サロンの無料カウンセリングを受けたことのある方ならご存知かと思いますが、自分で手が届く箇所は脱毛前に自己処理が必要です。
普通の肌質なら難なくこなせるカミソリによる事前処理ですが、肌が弱いとカミソリ負けを引き起こすことがあります。肌がヒリヒリしたり、赤くなったり、かゆくなったりなどの症状です。
永久脱毛を受ける前準備である自己処理ができないと、永久脱毛は受けられないかもしれないと弱気になるかもしれません。しかし、事前カミソリ処理ができなかったとしても、永久脱毛を受けることができます。その方法は3つあります。
◆敏感肌で事前処理ができない場合の3つの対処法
1◇自己ケアを徹底する
だつ1つ目の解決策としては、自己ケアの徹底です。敏感肌の原因は、生活習慣の乱れによる適切なターンオーバーが行われていないことや自律神経系の不調が関係しています。朝起きる時間や寝る時間を一定にし、不規則な生活から規範的な生活に変えることで改善を促せます。加えて、メイク前やお風呂上がりのスキンケアをきちんとし、しっかり保湿をすることで徐々に緩和していくことができます。
2◇スタッフに剃毛してもらう
2つ目の解決策はスタッフによる剃毛依頼です。自分なりに頑張っても敏感肌が改善されない場合には、脱毛サロンスタッフに素直に申し出ましょう。たいていの場合、剃毛の誓約書や剃毛同意書などが用意されています。書類を交わすことで、本来は自己処理をしなくてはならない部分をスタッフの人に代用してもらえます。
しかし、スタッフにシェービングしてもらうには追加料金がかかる場合があります。
【脱毛サロン・クリニック】キャンセル料・シェービング代まとめよりシェービング代の確認を行ってください。
3◇体質を改善する
3つ目の解決策としては、体質改善法です。脱毛サロンで働くスタッフは美容に詳しいプロフェッショナルの方が多いものです。カミソリ負けする現状を相談することで、敏感肌から普通肌に変える方法を紹介してもらえます。
基本的にはサロンで扱う敏感肌用の化粧品やスキンケア用品を使って肌を頑丈にすることを勧めることが一般的です。サロンで取り扱っている製品は保湿力や浸透力が高く、使っているうちに普通肌に戻ることもあります。
詳細のケア方法などを質問すると、効果的なパッティング方法と保湿力を長らく保つ方法などを教えてもらえます。特に長年悩んでいることを打ち明けたり、自分には知識がないから専門家の意見が聞きたいと訴えたりなど、謙虚な姿勢で聞くとスタッフも親身に相談に乗ってくれることが少なくありません。ぜひ試してみてください。
4◇シェービングのやり方に注意する
シェービングのやり方一つでもお肌への負担を減らし、お肌に優しく行うことも可能です。
カミソリと聞くとT字カミソリやボディ用のカミソリを想像する方が多いのではないでしょうか?敏感肌さんには負担の少ない顔用の電動カミソリがオススメです。
①シェービングを行う前にはお風呂に入って身体を清潔にし、湯船に浸かって毛穴を開いてあげましょう。湯船に浸かる時間がない時は、蒸しタオルでシェービングを行う部位を温めてあげましょう。
②直接素肌にカミソリを当てるのではなく、シェービングクリームやジェルを使用しましょう。敏感肌用のものも販売されています。
③毛の流れに沿ってムダ毛の処理を行っていきます。優しく行うことが大切です。周りの皮膚を引っ張ってカミソリを滑らせることで上手に剃毛できます。
④一番大切なのはシェービングの後です。シェービング後のお肌は刺激を受けている状態です。ボディークリームでももちろん保湿はできますが、敏感肌の方はお顔と同じケアが理想的です。化粧水で保水し、乳液やクリームで保湿をして水分が逃げないように蓋をする。
5◇皮膚科に行って相談する
規則正しい生活や日頃のケアももちろん大切ですが、それでもなかなか改善されないこともあります。
そんな時はお肌のプロフェッショナルであるお医者さんに診てもらってはいかがでしょうか。
皮膚科で診てもらうことで、改善する可能性が大いにあります。
塗り薬や飲み薬が処方されるかと思いますが、ステロイドが配合された薬を使用すると使用後数週間は脱毛できない可能性があるので、通っている脱毛サロン・クリニックで確認するようにしましょう。
ステロイドを使用していると脱毛できないの? 脱毛とステロイドの関係性
事前のカミソリ処理が辛いくらい敏感肌の方は、脱毛を始める際脱毛サロンより脱毛クリニックをオススメします。
クリニックには常に医師がいるため万が一トラブルが起きても迅速に対応することができるからです。
敏感肌だからと脱毛を諦めず、まずはカウンセリングから始めてみませんか?^^