脱毛をするにあたって、日焼けは禁物なんてこと聞いたことはありませんか？
夏と言ったら海！プール！と言っても過言ではありません。
気を付けているつもりでもついつい日焼けしてしまうことも。
なぜ日焼けをしてはいけないのでしょうか？日焼けするとどうなるのでしょうか？
今回は脱毛と日焼けの関係についてお話していきたいと思います。
日焼けすると施術が受けられないって本当！？
日焼けと脱毛にどのような関係があるのでしょうか。
脱毛サロンやクリニックでは、必ずスタッフの方や看護師の方に「施術期間中は日焼けしないように気をつけて下さい」と注意を受けます。
実は日焼けをしてしまうことによって施術が受けられない場合があるのです！
肌トラブルの元！？
医療脱毛のレーザーや光脱毛のフラッシュは、照射時に黒いものに反応します。
日焼けをしている肌はメラニン色素が増えている状態ですので、肌にも反応して「火傷」する恐れがあるのです。
では、脱毛の施術前だけ気をつければいいのでしょうか？そうではありません。
施術後の肌はとても敏感になっており、照射後日焼けすることによって肌が炎症を起こす場合があります。
また、紫外線の影響も受け易くなっているので、シミや色素沈着の原因にもなります。
日焼けした肌は軽い火傷状態とも言われており、ただでさえとてもデリケートですので、少しの刺激で肌トラブルが起きることも。
脱毛期間中は施術前も施術後も十分に注意しましょう。
《脱毛サロン・クリニック》施術前後に控えたいことや気を付けたいこと
効果が弱くなる！？
日焼けした肌はメラニン色素が日焼けをしていない通常の肌より増えています。
日焼けをしていない肌ですと、ムダ毛にだけ医療脱毛のレーザーや光脱毛のフラッシュが反応しますが、日焼けをした肌ですと、この増えてしまったメラニンにも反応しますので、ターゲットが増えて分散されてしまい、本来の目的である毛根への効果が弱くなってしまいます。
痛みが増す！？
日焼けすることによって肌の中の水分が蒸発し、いつもより肌が乾燥している状態になります。
そのような状態の時に照射をすると、ますます乾燥してしまいます。
また、日焼けで肌が黒くなっているとレーザーやフラッシュが必要以上に反応してしまいます。
日焼けによって乾燥している時や肌が黒く焼けている時は、いつも以上に痛みを感じてしまうこともありますので気を付けましょう。
どのくらいの日焼けするとダメなの？
全く日焼けしないのが理想ですが、紫外線の強い季節は、気を付けていても少し日焼けしてしまうこともあります。
どのくらい日焼けすると施術を受けることができないのでしょうか。
【春・冬】
- 2ヶ月以内に紫外線対策をせずに日焼けした
脱毛できない可能性が高いです。1ヶ月間隔を空けてからの施術をオススメします。
- 2ヶ月以内によく屋外に出ていたが、紫外線対策はしていない
春と冬は紫外線量もあまり多くない上に露出も少ない季節ですので、脱毛できる可能性が高いです。
- 2ヶ月以内によく屋外に出ていたが、紫外線対策をしていた
日焼け対策を行っていた場合は施術できる可能性が高いです。
- 2ヶ月以内にあまり屋外に出ていない
紫外線を浴びている可能性も少ないので脱毛可能です。
【夏・秋】
- 3ヶ月以内に紫外線対策をせずに日焼けした
脱毛できない可能性が高いです。3ヶ月は間隔を空けることをオススメします。
ただし、3ヶ月経っても肌の色が黒い場合は施術できないこともあります。
- 3ヶ月以内によく屋外に出ていたが、紫外線対策をしていない
脱毛できない可能性があります。
夏と秋は最も紫外線の強い季節ですので、紫外線対策を行っていなかった場合、1ヶ月は間隔を空けましょう。
- 3ヶ月以内によく屋外に出ていたが、紫外線対策をしていた
しっかりと紫外線対策をしていれば基本的には脱毛できる可能性が高いですが、対策をしていたとはいえ海やプールに行けば日焼けしてしまうこともあります。
- 3ヶ月以内にあまり屋外に出ていない
紫外線をあまり浴びていないので脱毛できる可能性が高いです。
※日焼けのしやすさには個人差はありますのであくまで目安です。
洋服と日焼けしている部分の境目がはっきりとわかる状態や、皮が剥けたり、肌がヒリヒリしている場合は脱毛できません。
せっかく施術を受けに行ってもお断りされてしまう場合もありますので注意しましょう。
日焼けしちゃった場合どうすればいいの！？
気を付けていたけれど止むを得ず日焼けをしてしまった場合、すぐにアフターケアをしましょう。
①まずは冷やしましょう！
日焼けとは軽度の火傷状態ですのでアイスノン等でしっかり冷やしましょう。
②美白成分の入った化粧品を使用し、保湿もしっかりと！
日焼けしてしまった箇所には美白化粧水をたっぷりと使用してください。
日焼けしている肌はとても乾燥していますので、保湿力の高いクリームなどを塗るのもお忘れなく。
③日焼けは内側からもアフターケアを！
日焼けした肌には、特にビタミンC、ビタミンE、βカロチン、たんぱく質、亜鉛などが有効と言われています。新陳代謝を促し、お肌のターンオーバーを促しましょう。
脱毛と日焼けについてのまとめ
脱毛と日焼けにはこんな関係があったんですね。
日焼けしてしまい、クリニックや脱毛サロンに通う間隔が空いてしまうと、その分脱毛期間が延びてしまい、完了するまで時間がかかってしまいます。
現在脱毛中の方も、これから脱毛を始めようかとお考えの方も、毎回ちゃんと施術を受けれるためも日頃からしっかりと紫外線対策をしていきたいですね。
夏が一番紫外線が強いからといって夏だけ対策するのではなく、冬のスキーやスノーボードも日焼けの落とし穴ですのでご注意ください。
日焼けはシミ・そばかすの原因にもなりますし、日頃からみんなで気をつけていきましょう♪