どうしても発生してしまう脱毛後の肌トラブルとは？その対処法とは？
最初に断っておきたいことがあります。
基本的に「肌トラブルが発生した場合は病院に足を運び医者に診てもらう」ということです。
当たり前のことなので、ここでは触れていきません。
では、本題に戻して、脱毛後、肌トラブルになってしまった場合の対処法について触れていきます。
まず確認したいのは、どのような肌トラブルなのか？という点。
各々で対処法が異なるため、しっかりと見極めることが大切になってきます。
・照射した部位の赤みがひどく、なかなか引かない
・ニキビのような赤いブツブツができてしまった
・肌がカサカサになってしまい痒みがある
大きくこのような3つの症状が考えられます。
部位の赤みがひどい場合
レーザー脱毛が特にこのような症状を引き起こすことが多いです。
理由は単純で火傷の症状と同じということが言えます。
もう少し表現を柔らかくするのであれば日焼けといったところでしょうか。
日焼けがひどい時、赤みがとにかく強く、全く引きませんよね。
そのとき、とる行動は冷やすです。
赤みがひどくなってしまった場合は、単純に冷やして肌に負担を掛けないようにしましょう。
紫外線に充ててしまうことは以ての外。
夏場などは家でおとなしくしていることを強くおすすめします。
赤いブツブツは「毛嚢炎」
毛嚢炎(もうのうえん)と呼ばれる皮膚の丘疹です。
ぶつぶつの中には膿が溜まっている可能性もあるため、適切な対処が必要になってきます。
厄介なのが、間違った対処をしてしまうと跡になってしまうという可能性があること。
対処法は、程度が軽いのであれば、肌に無理をさせずに自然治癒を待てばOKです。
ただ、あまりにも毛嚢炎の数が多い、なかなか治癒しないとなってくると、薬を頼ることになります。
場合によってはステロイドなどが処方されることも。
ともあれ、程度がひどい場合は、皮膚科、脱毛をしてもらったクリニック、またはエステサロンに相談をするようにしましょう。
どうしたらよいのか分からない場合は、皮膚科に電話で相談するのも1つの手です。
脱毛したら赤いブツブツができる！？赤いブツブツの正体と対処法とは？
肌がカサカサになってしまった場合
脱毛したときの高い熱で、完全に水分が持ってかれてしまった状況です。
レーザー脱毛などをしてしまうと、どうしても対象部位は水分を奪われてしまうことになります。
それが、乾燥肌になってしまうわけです。
対処法は、一般的なカサカサ肌の対処と同じで問題ありません。
ただし、注意点を1つ。
刺激が強い保湿クリームなどは使用しないということです。
肌がカサカサになってしまったときは、水分と油分を与えることが最良ですが、中には刺激が強いものがあります。
この場合、逆効果になってしまうことは言うまでもありません。
肌に大きなダメージがある状態ということを認識して、低刺激なアイテムで保湿していくことが重要になります。
また、肌がカサカサな状態の場合、日焼けと同じで一定の期間が経ち治りかけてくると強い痒みを感じるということがあります。
絶対に掻きむしらないで、冷やすなどの対処をしていきましょう。
セルフケアで脱毛したときも肌トラブルに発展する
ここまでのお話は、あくまでも「レーザー脱毛、光脱毛をした後に考えられる肌トラブル」になります。
一般的にはセルフケアで脱毛をしていくことが多いかと。
そして、そのときも肌トラブルになることは当然あります。
・脱毛したはずのムダ毛が残っている
・抜いた毛穴がやたらと膨らんでいる
・脱毛後に色素沈着が起きてしまった
脱毛したはずなのに…なってしまった埋没毛
セルフケアをする上で、どうしてもついて回る問題…それが埋没毛の状態になってしまうことです。
これは、毛抜き、剃毛などで脱毛をしたとき、肌も一緒に傷付けてしまった場合に起こりえます。
傷ついてしまった肌が修復しようと、新しい皮膚を作るとき、そのタイミングで毛が生えてきてしまい、皮膚の外に出ることができなかった状況です。
これを対処するには、ピーリング効果があるローションで丁寧に優しく拭き取ることがスタンダードな方法になります。
毛穴が膨らむ…中で炎症を起こしている可能性が
毛抜きで抜くと、どうしても毛穴が開いた状態になってしまう時間があります。
その開いた部分から、汚れやバイ菌が入ってしまい炎症を起こしてしまっている状況です。
この場合は、軟膏など殺菌作用があるものを塗るとよくなる場合があります。
基本的には、肌に負担を掛けてしまっている状況のため、暫くはおとなしくしていることが重要になってきます。
炎症を起こさせないための根本的な方法は、直ぐに毛穴を塞ぐように冷やす、そもそも抜かずに除毛クリームなどで対応するという方法もあります。
肌に負担を掛けたことで起こる色素沈着
セルフケアをすると、どうしても色素沈着が起きてしまうことがあります。
この場合、紫外線に浴びないようにすることが大切。
さらに、肌のターンオーバーをさせることで、徐々に軽減していき、最終的には元の皮膚の状態になります。
となれば、対処の1つとしては、このターンオーバーを少しでも早く行うようにすることが重要に。
そのためには、規則正しい生活、バランスのよい食事、そして保湿などのスキンケアで促すことです。
