女性にとってのVIO脱毛は、ワキやひざ下の脱毛よりも、ちょっとハードルが高いと感じる人も多いようですが、あなたはいかがでしょうか。
ここでは、VIO脱毛で無毛状態である「パイパン」に関することを、メリット・デメリットを含めてご紹介していきます。
「脱毛は若い人のすること。私はもう関係ないわ」と感じている40代、50代、60代の方にもメリットはありますので、ぜひご覧ください。
1. パイパンのメリット・若い女性編
若い女性にとっては、身体のあらゆる部分のムダ毛は大敵ではないでしょうか。
【若い女性にとってのパイパンのメリット】
・下着や水着を着たときにムダ毛が気にならない
・夏の暑い時期に下着の中が蒸れない
・恋人に見られたときにも安心
・生理のときに不潔感が少ない
以前は、ワキやひざ下、腕などのムダ毛を処理する女性がほとんどでも、下の毛を処理する人はほとんどいませんでした。
しかし今の若い女性の常識では、「全身の脱毛はあたりまえ」となりつつあります。
その理由は、脱毛にかかる費用が以前と比べるとかなり安くなっていて、学生でもアルバイト代で気軽に脱毛サロンやクリニックへ通えるということもあります。
また、海外のセレブやアダルト動画の出演者がこぞってパイパンにしたことから、女性の基準が変化したということもあるでしょう。
基準が変化した以上、下の毛が脱毛処理されていないということは恥ずかしいことになってしまいます。
若い女性たちにとって、パイパンにすることはメリット云々より先に「あたりまえ」「常識」となっているのですね。
2. パイパンのメリット・年配の女性編
年配の女性にとっても、パイパンのメリットはあります。
最近の女性は、60代になっても若々しい人も多いですよね。
まだまだいろいろな意味で現役といえる女性にとっては、若い女性同様、ムダ毛は大敵といえるでしょう。
お孫さんとプールに行く女性もいるでしょうし、夫との関係がうまくいっている人は女性としても現役です。
見苦しいムダ毛はない方がいいですよね。
さらに、40代を過ぎると、少し先を考えている女性も多いのだそうです。
自分が高齢者になって介護を受けるようになった時、ムダ毛が濃いと介護者に迷惑をかけてしまうということで、今のうちからパイパンにしてしまおうという女性たちが脱毛の施術を受けているとのことです。
3. パイパンのデメリット
パイパンのデメリットはあるのでしょうか。
医師によっては「頭髪同様に、体毛は大切な部分を守るために生えてくるのだから、そのままにしておいた方が良い」という考えがあるようです。
しかし、現代では皆衣服を着用していますので、自然に身体を傷つけられる心配もほとんどありません。
現代でのパイパンのデメリットといえば、単に「人の目」くらいかもしれません。
例えば温泉などの大浴場では人前で裸になりますよね。
そのとき、年配女性の中にはパイパンの女性をじろじろと偏見の目で見る人もいるかもしれません。
産婦人科などの病院や、自分の母親の目もまだ気になるかもしれません。
しかしそれも時代によって変わってきます。
多くの女性がパイパンになれば、今度はムダ毛を処理していない人の方がじろじろと見られる立場になることでしょう。
4. VIOゾーン・おすすめの脱毛方法とは
VIOのおすすめ脱毛方法は、やはり脱毛サロンやクリニックで施術を受けることです。
ある産婦人科医が新聞の連載で
「最近の若い女性は下の毛を脱毛処理している人が増えている。
脱毛するためにカミソリをつかっていたりすると、見ていても痛々しいくらい肌が赤く傷んでいることがある。
外陰部の傷は悪化しやすいので無理な脱毛はしない方が良い」
ということを書かれていました。
小学生や中学生など、自分でアルバイトができない年齢では、いくら脱毛サロンやクリニックで脱毛したくても親に頼めないという状況もあるのでしょう。
母親にも理解のある母親とそうでない母親がいるでしょうから、本人がお金を稼げるようになったところで親の同意書にサインしない母親もいるかもしれませんね。
そうなると自分で処理するしかなくなります。
時間があれば毛抜きで抜くこともあるかもしれませんし、急いでいればお風呂場でカミソリをつかって処理することもあるでしょう。
粘膜もあるデリケートな部分ですから、自己処理では肌が傷むことが多いはずです。
そう考えると、やはり早めに脱毛サロンやクリニックで脱毛する方が良いですよね。
今も昔もそうですが、若い人は親に何を言われても自分がしたいようにします。
「下の毛は生えていてあたりまえ」と親に言われても、自分が嫌だと思えば処理してしまうのですから、危険性の少ない脱毛方法を親が理解するしかないと思います。
いかがでしたでしょうか。
女性のムダ毛をとりまく状況も、年々変わっていくのですね。
パイパンが良い、悪いということではなく「どうせ脱毛するのなら安全な方法でしよう」と言ってあげられる親にならないと、子どもの身体も心も傷ついてしまうということになるでしょう。
「親子割」や「紹介割」のあるサロンもありますから、母親も思い切って自分も娘と一緒にカウンセリングを受けるというのもおすすめです。