アレルギー体質の人は、脱毛サロンやクリニックに通うことが可能なのか心配したこともあるでしょう。
アレルギーは、人によって様々な症状があります。
肌への負担が大きい施術などもあるので、肌トラブルが発生することもあり、通うことには慎重になる人も多いでしょう。
自分のアレルギーについて認識をして、サロンに通う事が大切となります。
そこで、脱毛をしてもらう際に注意するべきアレルギーについて深く解説していきますので、脱毛を考えている人は参考にしてみてください。
紫外線アレルギーの人は脱毛できない?
紫外線アレルギーは、紫外線に当たることにより痒みや湿疹を引き起こすほか、頭痛や吐き気を伴うこともあるアレルギーです。
紫外線アレルギーであることから、脱毛サロンで脱毛ができないと諦めている人も多いようですが、光脱毛には紫外線は含まれていません。
光脱毛では可視光線という人体にとって無害な光を使って脱毛をしていくため、紫外線とは異なる光となります。
よって、紫外線アレルギーの人でも脱毛することが可能となるのです。
金属アレルギーの人は脱毛できない?
金属アレルギーとは、金属が汗などと触れることで溶けだし、体内に入りこむことでかぶれや痒みなどを引き起こすアレルギーです。
ピアスやブレスレット、ベルトなどを付けていると症状が起こるほか、カミソリを使用して脱毛することで、カミソリの刃が肌に付着することで症状が発生する場合もあります。
自宅で脱毛することができないことから、サロンやクリニックでの脱毛を考える人も多いですが、サロンでも金属を使用して脱毛をするのではないかと考えて、施術を躊躇する人も多いでしょう。
ですが、光脱毛では脱毛機器を肌に直接当てて脱毛するわけではないので、アレルギー反応を引き起こす要因は一切ないのです。
なので、金属アレルギーを持っている人でも光脱毛をすれば、症状が出ることなく脱毛をすることができます。
ですが、毛穴に絶縁針を入れて電流を流して細胞を壊す方法を行う「ニードル脱毛」は金属アレルギーであると施術を避けた方が良いでしょう。
針は金属なので、肌に触れてしまうとアレルギーの症状を引き起こしてしまいます。
光アレルギーの人は脱毛できない?
光アレルギーは、光線過敏症と言われ日光などの光を浴びることで、赤みや水ぶくれ、湿疹など様々な症状を引き起こしてしまうアレルギーです。
年齢によって、症状に違いがあることでも知られ、若年期には多形日光疹や日光蕁麻疹などの症状が多いと言われています。
中年期には、光線過敏型薬疹や光接触皮膚炎のほか、お酒を飲む人が発生しやすい晩発性皮膚ポルフィリン症などの症状が表れます。
また、老年期には慢性光線性皮膚炎が発症しやすいので、年齢によって対策方法に違いがあるのです。
光アレルギーを持っているのであれば、光を使用して脱毛を行う光脱毛はできないので、光を使用しないニードル脱毛を施術してもらいましょう。
ニードル脱毛では針と電流を使用して脱毛を行っていくので、光アレルギーの人でも問題なく脱毛が行えます。
ケロイド体質の人は脱毛できない?
傷が赤みを帯びてプックリと腫れを帯びる体質の人をケロイド体質と言います。
ニキビ跡や虫さされなどの小さな傷でも傷が大きくなり、ケロイド状になってしまうので、脱毛もできないと判断する人が多いでしょう。
光脱毛は、軽い火傷のような症状が出ることもあり、ケロイド体質の人が施術をすることによって、肌トラブルが発生しやすくなってしまいます。
ニードル脱毛でも針を刺すことになるので難しいでしょう。
脱毛クリニックで施術について相談することをオススメします。
アトピー性皮膚炎の人は脱毛できない?
アトピー性皮膚炎とは、アレルギー反応を起こしやすい体質や皮膚の弱い人に多く見られる病気で、かゆみを伴う湿疹が出ます。症状が良くなったり悪くなったり、繰り返しなかなか落ち着かないことが特徴です。
アトピーとはギリシャ語で「特定されていない」「奇妙な」という意味を持ち、原因ははっきりとわかっていないのが現状です。
さて、アトピーの人も脱毛できないのでしょうか?多くのクリニックや脱毛サロンでは症状が落ち着いていれば施術可能となっています。
ただし、ステロイドを服用している方は施術ができません。
ステロイドを使用していると脱毛できないの? 脱毛とステロイドの関係性
主治医に相談の上、脱毛サロン・クリニックにも確認してみましょう。
アレルギー体質の人が脱毛を行う際の注意点とは?
アレルギー体質の人が脱毛サロンでの脱毛を考えた際には、まずアレルギーの特定を行いましょう。
光アレルギーでは紫外線だけに反応するものもあり、種類によって施術が行えない場合も多いのです。
なので、施術をする前に必ず病院を受診して、自分がどの種類のアレルギーなのか判断してもらい、その結果を脱毛サロンで必ず伝えましょう。
また、サロンによっては医師の診断書が必要な場合もあります。
サロンに通う前に医師に書いてもらい、サロンに提出しましょう。
また、脱毛サロンでは施術前に必ずパッチテストを行いましょう。
アレルギーを持っていないと思っていても、実はアレルギー体質であったと後で気づくこともあるので注意が必要です。
アレルギー体質の人は、肌が敏感な場合が多いので痛みや痒みがある場合には、すぐに報告して施術を止めてもらいましょう。
少しでも違和感があったら、しっかりと申告をしてトラブルを防ぎましょう。
アレルギーがあることで、脱毛サロンやクリニックで脱毛ができないこともあります。
自分がどのアレルギーを持っているかを明確にしてからサロンに行くことが大切ですので、アレルギーが疑われる人は病院を受診してからサロンに通いましょう。