脱毛前後に献血してもいい?

女性の中には積極的に献血をされている方も多いでしょう。
最近はお菓子やアイスが貰えたり、まるで漫画喫茶のような空間だったりすることから人気を集めています。
脱毛サロンや脱毛クリニックに通う女性も多いでしょうが、脱毛後に献血をしても問題はないのか不安に思う方もいるはずです。
ここでは脱毛と献血の関係性をご紹介していきます。

脱毛した後に献血は可能なのか

脱毛した後、献血しても血に影響がないのか心配になる方も多いでしょう。
基本的に脱毛した後に献血を行っても問題はありません。
サロンの光脱毛器やクリニックのレーザー脱毛器は体ではなく、毛のメラニンに反応して照射されます。
なので、表皮には影響はあっても、深い位置にある血管や血液に影響を与えることはないでしょう。
献血は脱毛に影響しない深い位置で採血するため、表皮の位置からもだいぶ離れています。
なので、脱毛直後であっても悪影響なく献血が可能です。

腕や全身脱毛の場合は注意が必要?

基本的に脱毛後の献血は可能ですが、腕や全身脱毛を行った場合は注意した方が良いでしょう。
脱毛直後は毛穴に熱が3日程こもり、肌がとても敏感な状態なので肌トラブルが起きやすいです。
さらに献血では採血だけはなく、血圧測定による圧迫やアルコール消毒、検査採血が行われるため、腕に大きな負担を与えてしまいます。
そのため、敏感肌になっている脱毛直後の献血は肌が赤くなりやすいのです。
全身脱毛も1回の施術に時間がかかるので、疲労も単体部位の脱毛より大きいでしょう。
脱毛後の献血は禁止ではないものの、体や腕への負担を考えるとできるだけ避けた方が良いと言えます。
特別肌トラブルや疲労感がないのであれば、自己判断で献血しましょう。

脱毛前の献血はできるの?

脱毛後に献血できるのであれば、脱毛前もできると思ってしまうでしょう。
しかし、脱毛前の場合は献血を控えてください。
献血をして時間があまり経過していない場合、注射針の跡が残ってしまう恐れがあります。
注射器で刺すことは肌を傷つける行為なので、跡に黒ずみができたり、血の塊がついていたりします。
光やレーザーがそれに反応してしまうと、肌に強い刺激を与えてしまうので色素沈着を起こす危険性があるのです。
それを懸念して脱毛を断るケースもあり、予定や回数を無駄にする可能性もあります。
血圧測定の圧迫で肌が赤くなりやすい人は肌が弱い可能性が高いです。
献血後は止血バンドで圧迫して血を止めるため、より肌が赤くなる可能性があります。
サロンやクリニックは肌の赤みに配慮して脱毛を進めない可能性もあるので、献血後の脱毛は望ましくないと言えるでしょう。

献血後、脱毛サロン・クリニックに向かう時に注意すべきこと

献血を行なった後に脱毛サロンや脱毛クリニックへ行って脱毛施術を受けることは避けた方が良いですが、献血で注射器を指した部分とは関係ない部位を脱毛するのであれば、肌の赤みなども気にしなくて良いので脱毛をする方もいます。
しかし、献血をすぐ後に脱毛サロンやクリニックに向かう場合、注意すべきことがいくつかあります。

・転倒しないように注意

献血をすると血圧が急激に変化することで、一時的に貧血状態に陥ってしまうことがあります。
献血センターで十分休憩した後でも、貧血状態によって転倒してしまう恐れがあるのです。
転倒して擦り傷ができてしまうと、傷の具合にもよりますがその部分だけ脱毛が行えない場合があります。
特に通っている脱毛サロンや脱毛クリニックがビル内にある場合、階段やエレベーターを利用する場面が多くなるかと思うので、転倒しないように十分注意しながら移動するようにしましょう。

・乗り物を運転する場合は注意

同じ理由で乗り物を運転する場合も注意が必要です。
特に自転車は転倒する恐れがかなり高いです。
献血を行なった後は、30分以上休憩をしっかりとり、それから脱毛サロン・クリニックへ向かうようにしましょう。

予防接種の前後も脱毛は控えよう

インフルエンザや特定の疾患の予防として予防接種を打つ方も多いでしょう。
予防接種をする予定がある場合は、前後の脱毛も控えてください。
予防接種を受けると人によっては体調が悪くなったり、肌が敏感になったりします。
中には注射後に炎症を起こして腫れてしまうこともあるでしょう。
体質によっては予防接種後にシェービングを行うと肌荒れを起こすこともあり、肌荒れが起きた状態では施術をすることは難しくなります。
脱毛は体調が悪い時や肌が敏感な時は、肌トラブルを起こしやすいので断ることも多いです。
健康状態が良い頃を推奨しているため、予防接種を受ける前後1週間以上は脱毛をしない方が良いでしょう。
秋冬は夏に向けて脱毛を始める人が多い時期ですが、ちょうどインフルエンザの予防接種が行われる時期なので予約がかぶらないように注意してください。
脱毛の際の問診票に、「予防接種を受けましたか」という質問があります。受けていると脱毛出来ない可能性、もしくは肌トラブルの責任を取ってもらえない可能性があります。

予防注射・予防接種後に脱毛はできる?何日後ならできるの?

体調が優れない時は無理に脱毛をしない方がいい!

貧血状態になるとふらつきがあるだけでなく、気分が悪くなってしまうこともあります。
そのような状態で脱毛を行ってしまうと、体への負担も大きくなってしまい悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
多くの脱毛サロンでは、体調不良の方に対してその日の施術をお断りするケースもあるのです。
脱毛クリニックでも様子を見て、あまり良くないと医師が判断すれば施術を行わない可能性があります。
献血後、無理に脱毛サロンやクリニックに行って体調を悪化させるよりも、献血をする日と脱毛の予約日を別にした方が良いと言えます。

脱毛サロンによってNG期間がことなる

予防接種をする場合の脱毛がNGの期間はサロンごとに異なります。
トラブルが起きないように、サロンの決まりを守って通いましょう。
では、人気脱毛サロンのNG期間をご紹介します。

・ミュゼプラチナム:前後10日は脱毛不可
・キレイモ:前後14日は不可
・リンリン:予防接種前2日、予防接種後7日は脱毛不可
・エステティックTBC:前後4日は脱毛不可
・エピレ:前後4日は脱毛不可
・脱毛ラボ:当日は不可
・銀座カラー:赤みがでなければ予防接種後も脱毛可能

このように、サロンによって脱毛ができない期間は異なります。
銀座カラーのように当日できる場合もありますが、体や肌への負担を考えると最低でも前後1週間は空けることが望ましいです。
公式サイトにNG期間が掲載されていないサロンも多いので、気になる方は早めに質問して確認しておきましょう。
また、クリニックは予防接種のNG期間に対する記述があまりないので、事前相談が良いでしょう。
レーザー脱毛は光脱毛よりも負担が大きいため、予防接種の影響のリスクも高まります。
素人での判断は難しいので、予防接種を受けると決めたら早めにくるニックへ相談して脱毛を予約したり、予約変更を行ったりしましょう

脱毛をした後の献血は時に悪影響はないので禁止されていません。
しかし、体調や肌の状態をチェックしてから行った方が無難でしょう。
脱毛前は施術中に負担をかける場合があるので控えた方が良いです。
また、予防接種は体の負担が献血以上に大きくなり、肌トラブルを招くリスクが高まるので前後は日にちを空けて脱毛するようにしましょう。

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