脱毛前に知っておきたい！急にムダ毛が濃くなった！一体なんのサイン！？

2017/9/11 2018/2/6 脱毛と医学

みなさんは、急にムダ毛が濃くなるという経験をしたことがありますか。ムダ毛は、子供のころから濃い人もいれば、大人になるにつれて濃くなった人もいますよね。

ムダ毛の濃さには、かなり個人差がありますが、いくつかの考えられる原因や、体からのサインがあります。

今回の記事では、ムダ毛が濃くなってしまう原因をいくつか考えていきましょう。

毛は、ホルモンによってコントロールされていると言えるので、ホルモンバランスが乱れると、濃くなったり薄くなったりします。

一般的に、男性ホルモンが増えると毛が濃くなり、女性ホルモンが多いと毛が薄くなるという仕組みになっています。男性が女性よりも毛深いのは、男性ホルモンの影響があるからです。

しかし、男性ホルモンが増えたとき以外にも、ホルモンバランスが乱れると、ムダ毛が濃くなったということがあります。まずは、ホルモンバランスが乱れる、変化する時期や習慣についてみていきましょう。

思春期は、成長ホルモンや女性ホルモンなどの分泌が盛んになり、それまでとは違った体の中のホルモンバランスになります。思春期を迎えると、ワキやVIOの毛が生えてきますよね。

大人にとっては無駄な毛ですが、子供にとっては体が大人へと成長していっているサインでもあります。

妊娠も、女性ホルモンのバランスが、妊娠していないときと比べると、非常にアンバランスになる時期です。

妊娠中は、お腹や胸まわりに毛が濃くなる人が多くなるといわれており、今までなかった毛が生えてくることがあります。これは、妊娠の影響です。

しかし、妊娠中にクリニックや脱毛サロンへ行っても、ほとんどの施設では施術を断れるでしょう。出産後に毛がなくならないのであれば、落ち着いてから脱毛へ行くことをおすすめします。

更年期も、それまでと比べると女性ホルモンが減り、そのバランスが乱れます。毛を生やす男性ホルモンも減少しますが、女性ホルモンと比べると微々たる減少です。

そのため、男性ホルモンが優位になり、体毛が濃くなてしまうことがあるのです。

思春期や更年期など、体の変化以外にも生活習慣が乱れると、ホルモンバランスが乱れて毛が濃くなることがあります。次のようなことに、心当たりはありませんか。

・無理なダイエットをしている

・食生活が乱れている

・過度のストレスにさらされている

・シフトや夜更かしで睡眠のバランスが乱れている

・喫煙習慣がある

一概にこれだ！と原因をつきとめるのは難しいですが、このようなことが原因で体のバランスが乱れて、毛が濃くなってしまっているのかもしれませんよ。

私たちがムダ毛と呼んでいるものも、生物としては無駄ではなく、体が必要と判断して生やしているとも考えられます。

私たちの体は、物理的な刺激があると、肌が分厚くなったり、毛が濃くなったりします。例えば、爪の横にできる『ささくれ』は何度も剥いていると、指の先端の角質が硬くなってしまいますよね。

私たちの皮膚は、肌への刺激を感じ取ると、それを守るようにはたらきます。毛も、外敵から身を守るために生えているというケースがあるのです。

ムダ毛を剃っていると濃くなるという話は、だれもがきいたことがありますよね。実は、これは一概にはいえないのです。

ムダ毛を剃るという行為を、物理的な刺激として体がとらえて、ムダ毛が濃くなってしまったということは考えられます。特にカミソリは、肌に刃をあてることになりますので、目には見えなくとも肌を傷つける行為です。これにより、肌が外敵から身を守ろうとする可能性は、十分に考えられますよね。

しかし、単にムダ毛をそっても、断面が太く見えるだけで、濃くなるわけではないのです。

ムダ毛をそって2～3日程度で濃くなったと感じたら、おそらく原因は後者です。毛が濃くなったわけでも、太くなったわけでも、増えたわけでもありません。

毛は、もともと先端が細いのですが、それを切ると断面が太くなりますよね。毛を剃るとムダ毛が濃くなった、というエピソードは、おそらく『断面が太く見えた』だけであるというケースが多いのです。

ムダ毛が濃くなる理由や原因を、いくつかあげていきました。ムダ毛が濃くなる原因は主に2つで、ホルモンバランスが乱れたとき、変化したときと、肌が外的な刺激をうけたときです。

残念ながら、これらの原因がわかった、体のサインを読み取れたからといって、対策をしてみても毛が薄くなるとは限りません。

現在は、脱毛サロンやクリニックもどんどんお安くなってきています。どうしても体毛の濃さが気になるのであれば、ぜひプロの施術を受けることも検討してみてはいかがでしょうか。きっと、お悩みから解放されますよ。