脱毛の際にカミソリを使用する方は多いのではないでしょうか?
安価で手軽なことから、手に入りやすく、使用する方が多いのが特徴です。
ただ、トラブルを引き起こしてしまう場合もあります。
今回は、部位の中でも絶対にカミソリで処理しない方が良い部位をご紹介します。
カミソリ負けする部位とは?
カミソリ負けをすると、肌が傷つき炎症を起こしたり、痒みを伴ったりとトラブルに繋がってしまいます。
肌トラブルにならないように、カミソリ負けしやすい部位を知り、正しい脱毛方法を見つけることが美しい肌を保つ秘訣とも言えるでしょう。
カミソリを使用してムダ毛処理している方のうち、30%の方々がカミソリ負けを経験されています。
身体の中で特に起こしやすい部位は、足全体です。
スネや太もも、膝など、特に凹凸があって剃りにくい部分に使用することによって、肌を傷めてしまったという声が多いのが特徴です。
続いて多いのが脇です。
脱毛する上で自分の目で見えにくく、鏡を使わないと剃りにくい部分でもあります。
脇は、多くの方が脱毛のために処理をする場所でもあり、剃り残しがあるからと何度も剃ろうとするあまり傷ついて痛みがでてしまうのです。
また、足や脇以上に、脱毛で悩みがちなデリケートゾーン(VIO)もカミソリ負けしやすい場所と言えます。
デリケートゾーンは脇以上に自分では見えにくい部分です。
また、肌荒れしやすい場所でもあります。
そんな所に使ってしまうと、多くの場合血が出てしまったり、傷が付いてしまったりします。
脚、脇、デリケートゾーンは、ほとんどの方がムダ毛処理を行う場所でもあります。
だからこそ処理する回数も多く、見えにくい部分を中心に肌トラブルを抱えてしまいかねないのです。
⇒肌を傷めないシェービング方法は?脱毛前のシェービング範囲まで完全解説
使用しない方が良い理由
カミソリは、電気シェーバーや除毛クリームなどに比べると安価で手軽なものです。
ですが、力任せに使用してしまったり、無意識のうちに同じ部分を何度も剃ってしまうことで、肌表面の角質層まで剃ってしまうのです。
角質層が剥がれてしまうと、肌を十分に守れなくなり、肌に炎症を起こしたり痒みが生じてくる可能性が非常に高くなります。
肌の強い人でも、繰り返し使用しないようにしましょう。
また、デリケートゾーンは、名前の通り他の部位よりもデリケートな敏感な部分です。
肌が傷ついてしまうと、そこから菌が入り、思わぬトラブルや感染に繋がることがあります。
デリケートゾーンは特に、使用しない方が良い場所と言えるでしょう。
カミソリの正しい使い方
どうしてもカミソリでムダ毛処理をしたい、という場合もあるでしょう。
そんな時は正しく使用し、肌トラブルが起こらないように十分注意する必要があります。
使用する場所は、バスルームという方が多いのではないでしょうか?
そこでやってはいけないのが、石鹸やボディソープで身体を洗っている最中にムダ毛処理をすることです。
シェービングクリームと同じように、石鹸やボディソープを使用する方もいますが、石鹸やボディソープの泡はすぐに流れてしまい、刃が直接肌に当たってしまいます。
肌に直接刃が当たることで、カミソリ負けする可能性もグっと高くなるのです。
入浴中に使用する場合は、できるだけ脱毛用ジェルや専用クリームをつけてから行うようにしましょう。
いかに肌に刃が直接触れないようにするかが大切なのです。
また、ムダ毛処理後は保湿を忘れないようにする必要があります。
上記で紹介したように肌の角質層が剥がれてしまっている可能性が高いため、早めに保湿をしないと炎症も起こりやすくなってしまいます。
きちんと保湿することで角質層を保護し、肌を守ることができるのです。
カミソリは消耗品なので刃の状態が悪いと肌を傷つけやすくなります。
なるべく清潔で、刃の状態が新しいものを使うようにしましょう。
ムダ毛はできるだけカミソリ以外の方法で
手軽で使いやすい分、カミソリ負けによる肌トラブルが多いのが現状と言えます。
できるだけカミソリでの処理を避けて、肌をいたわる方法を選択しましょう。
脱毛に悩む多くの方は、近年専用のサロンで処理しています。
時間とお金がかかってしまいますが、脱毛サロンでムダ毛処理すれば、肌を守るどころかそれまで以上に綺麗になることができ、美肌効果も期待できるのです。
特に肌が弱い方は、カミソリ自体使用できないという場合も多々ありますが、どんなに肌が強いと感じている方でも、カミソリを使っていれば将来的に肌を傷めてしまうことになるのです。
そんな肌トラブルの悩みを解消し、肌を美しく保つためにも、よりよい脱毛方法を見つけることは非常に重要と言えるでしょう。
脱毛サロンでは、光脱毛やレーザー脱毛など、様々な方法で処理してくれます。
ほとんどのサロンが美肌効果のある美容液等を用いるなどの工夫をしているので、自分にあうサロンや好みのクリニックを見つけて試してみてはいかがでしょうか。