脱毛サロンやクリニックで脱毛を始めたいけど、脱毛って誰でもできるの?と疑問に思ったことはないですか?
健康状態によっては脱毛の施術を受けられない場合もあります。
今回は脱毛ができない条件や状況についてまとめてみました^^
当日の健康状態・状況による脱毛ができない条件
脱毛当日、またはその前後の体調や状況によっては脱毛の施術を受けられない場合があります。
具体的にみていきましょう。
風邪や発熱等の体調不良
施術当日体調がすぐれない方は無理をせずに予約を変更してもらいましょう。
生理中のVIO脱毛
生理中はいつもよりお肌が敏感になっており、刺激にも弱くなります。
脱毛サロンやクリニックによってはVIO以外も施術不可の場合もありますので、予め確認しておきましょう。
妊娠中・授乳中
妊娠中の脱毛はほとんどの脱毛サロンやクリニックで施術不可です。
光やレーザーの照射が直接お腹の赤ちゃんに影響するわけではありませんが、施術中の痛みや体勢などのストレスが赤ちゃんによくないと考えられているためです。
また、授乳中も脱毛不可のサロン・クリニックもあり、可能な場合も施術できるパーツに制限がかかる場合がほとんどです。(授乳中はワキ、胸、乳輪周りの施術不可なことが多い)
妊娠中・授乳中は特に大事な時ですので、脱毛は一先ずお休みされることをオススメします。
有効期限がある脱毛サロンやクリニックでも、妊娠中・授乳中は期間を延ばしてくれるところもありますので、妊娠が発覚してもすぐに解約せず、まずは確認してみましょう。
妊娠中って脱毛できる?脱毛によるお母さんと赤ちゃんへの影響とは?
飲酒
アルコールが体内に入ってると、通常な状態の時より肌が痒くなったり刺激に弱くなります。また、施術中に万が一気分が悪くなってもいけませんし、嘔吐してしまうと脱毛サロンやクリニックにも迷惑をかけてしまいます。脱毛の施術前後はお酒は控えるようにしましょう。
日焼け
日焼けしている部分は脱毛を行うことができません。
光脱毛のフラッシュや医療脱毛のレーザーは黒い部分に反応するので、日焼けしていると日焼けした黒い肌にも反応してしまい火傷の元になったり、効果が出にくくなるためです。
予防接種の前後
冬になるとインフルエンザの予防接種を受けられる方も多いのではないでしょうか。
予防接種の前後1週間〜長いところだと前後2週間は脱毛が行えません。
予防接種とはウイルスをワクチンとして注射しますので、副作用として体調を崩してしまう方もいます。
予防接種後はデリケートな状態ですので、その前後に脱毛してしまうと肌トラブルが起きる可能性もあります。予防接種の前後は安静にしましょう。
激しい運動や発汗を促す行為
脱毛後は皮膚の中に熱がこもった状態になっていますので、通常の状態より肌が熱に弱くなっています。
体調不良や肌トラブルの元にもなりますので、体温が上昇したり汗をかきやすい行為は控えましょう。《運動、入浴(シャワーはOK)、温泉・サウナ、岩盤浴、マッサージ等》
飲酒が禁止なのも同じ理由ですね。
結婚式の1ヶ月以内
大事な大事な晴れ舞台の日。
もし万が一肌トラブルが起きて当日悲しい思いをするなんてことは避けたいですよね。
サロンやクリニックでの脱毛は1ヶ月前までとなってることが多いので注意しましょう。フォトウェディングも同様です。
ただし、エステサロンなどによるカミソリでのシェービングでしたら、直前に行うことができるものがあります。
持病・薬の服用による脱毛ができない条件
脱毛サロンやクリニックでは健康状態が良好でない方や、お肌にトラブルのある方の脱毛の施術はお断りしている場合があります。
光過敏症の方
光過敏症や光アレルギーの方は施術を行うことができません。
また、別の疾患で服用している薬の副作用として光過敏症の症状が出ることもありますので、普段服用している薬がある方は、薬の副作用に光過敏症が出るものかどうか確認しておきましょう。
てんかんの方
てんかんの方は脱毛サロンでの施術をお断りされる可能性がとても高くなっています。脱毛器具のフラッシュ発光や熱刺激がてんかんの発作を誘発する可能性があるためです。
症状が落ち着いていて、且つ薬を服用していない場合、クリニックでの医療レーザー脱毛ですとできる可能性もありますので、詳しくは主治医と各サロン・クリニックにご確認を。
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心疾患の方
脱毛が直接心臓に影響を及ぼすわけではありませんが、照射時の衝撃が原因で万が一発作起きてしまうといけないので、お断りされる場合が多いです。
甲状腺疾患の方
バセドゥ病などの甲状腺疾患がある方は脱毛ができません。甲状腺疾患を患っている方の場合、脱毛を行うことによって肌トラブルや炎症を起こしやすくなるため、施術不可となっています。
糖尿病の方
糖尿病を治療中の人は、自己免疫機能が弱り、皮膚を損傷した場合に治りにくくなるといったリスクが高いです。
糖尿病の薬によっては光過敏症の副作用があるので、脱毛することができません。
皮膚ガンの方
皮膚ガンの方の場合、脱毛を行うことができません。皮膚にできるだけ負担をかけないためです。抗がん剤の薬の副作用には光過敏症があるのも原因の一つです。
緑内障の方
緑内障とは目の病気です。この病気の方も脱毛が出来ない可能性が高いです。
脱毛が病気を悪化させるわけではありませんが、緑内障の薬の中には、光過敏症の副作用があるものがあるからです。
感染病
C型肝炎などの感染症をお持ちの方も脱毛できない可能性があります。
サロン内やクリニック内での感染のリスクを避けるためにお断りされることがあります。
ペースメーカーを使用中の方
ペースメーカをご使用の方は、電子機器が影響を及ぼす可能性があるかもしれませんので、万が一のことを考えて念には念をお断りされる可能性が高いです。
ケロイド体質の方
ケロイド体質の方は、脱毛を行うことによって症状が悪化してしまう可能性があるため、脱毛できない可能性が高いです。
アトピーの方
肌の状態が安定していれば脱毛可能なところが多いです。しかし、ステロイドなどの薬を塗布中の方はお断りされる可能性が高いですので、相談してみましょう。
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※病気の種類に関わらず、通院中の方や薬を服用・塗布中の方は施術を断られる場合があります。
持病をお持ちでかかりつけの医師がいる場合は予め脱毛が可能か確認してみましょう。
現在病院に通っていなくても市販の薬の服用がある方は、脱毛サロンのスタッフやクリニックの医師に相談してみましょう。
部分的に脱毛ができない条件
タトゥーが入っている部分
脱毛サロンやクリニックでの脱毛方法では、タトゥーが入っている部分に照射することができません。
日焼けと同様、タトゥー部分にも光やレーザーが反応してしまい、火傷の元となるからです。
また、照射によってタトゥーが薄くなってしまう恐れもあるため脱毛不可となっています。
しかし、ニードル脱毛(電気針による脱毛方法)ですとタトゥーがあっても施術可能ですので、タトゥーはある方はそちらを検討してみるのも良いかもしれませんね。
タトゥーがある部分を除けば、光脱毛も医療脱毛も施術可能です。
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傷跡がある部分
傷跡がある部分への施術は行うことができません。
傷跡に照射することによって、色素沈着を起こす原因になるからです。
ただし、小さいものだとシールを貼って直接光やレーザーが当たらないようにすれば照射することが可能な場合もあります。
サロンのスタッフやクリニックの医師に確認してみましょう。
シミ・ホクロがある部分
シミやホクロがある部分には照射することができません。火傷する恐れがあるからです。
傷跡同様シールを貼れば可能な場合がありますので、相談してみましょう。
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美容整形・アートメイクを行っている部分
美容整形やアートメイクを行っている方は、内容にもよりますがそこの部分は脱毛ができない可能性があります。隠さず、正直に話して脱毛が可能かどうか相談しましょう。
前歯にインプラントや金歯・銀歯がある方
前歯にインプラント・金歯・銀歯があると「顔脱毛」ができない可能性があります。
顔脱毛の中でもできる部分とできない部分がある場合もありますので、詳しくはクリニック・サロンで相談してみましょう。
インプラントだと顔脱毛できない?銀歯は?各クリニック・サロンに聞いてみた
脱毛ができない条件・状況のまとめ
いかかでしたか?脱毛できない条件、実はいろいろあるんですね。
少しでも不安要素のある方は、かかりつけの医師や脱毛サロン・クリニックに相談してみましょう。
嘘をついたり隠したりするのは禁物です。健康が第一!その次の脱毛です♪
皆さん無理なくできる範囲で脱毛を行っていきましょうね^^